天皇陛下の生前退位と年齢と理由について!年号(元号)と皇太子が誰になるのかも気になる!

日本の国旗ひと
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日本の国旗

こんにちは。

今日は雲一つない超快晴の熊本市在住の管理人です。

天皇陛下生前退位についての議論がこのところずっと話題になってますね。

今日は、天皇陛下が「お気持ち」を表明されるということで、報道特番があります。

天皇陛下といえば、今年2016年4月の熊本地震の被災地訪問を思い出します。

出迎える人たちに応えるため、被災者と同じ目線にいようとするお姿を見て感激・感動された方がたくさんいたようです。

「お気持ち」表明なんですが、生前退位ついての話があるかが気になるところです。

今回は、天皇陛下の生前退位と年齢、年号(元号)の決め方やそれがいつになるのか、そして皇太子が誰になるのかについて解説します。

今現在の皇太子さまには男子がいません。

それで、皇太子さまが新天皇になった場合がどうなるのかに関心を持っている人もいるようですね。

生前退位と皇室典範との関係なども解説します。

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天皇陛下の生前退位

皇居

そもそも天皇陛下の生前退位とはなんなのか?

ここがよくわからない人も多いと思います。

もっとも古い退位は、皇極天皇が弟の孝徳天皇に皇位を譲ったものです。

天皇が退位すると、太上天皇(上皇)の尊号で呼ばれるようになります。

大日本帝国憲法では、皇位継承は天皇の崩御を前提としていました。

崩御とは天皇陛下が亡くなられることです。亡くなった原因や理由は特に問いません。

そのため、大日本帝国憲法においては、存命中の退位、すなわち生前退位はできないと解釈されていました。

今現在の日本国憲法の皇室典範においても、皇位継承は大日本帝国憲法と同様に天皇の崩御を前提としています。

しかし、皇室典範においては退位についての規定がないんです。

では、なぜ皇室典範において天皇陛下の退位が認められていないのかという疑問が出てきます。

これには大きく3つの理由があるんです。

一つ目は、日本史にみられるように、上皇とか法皇といったような存在が出来て弊害が起こる可能性があることです。

二つ目は、天皇陛下ご自身の自由な意志に基づかない退位の強制というものが起こりうる可能性があることです。

三つ目は、天皇が恣意的(しいてき)に退位をすることができるということです。

恣意的というのは、自分勝手におもうままに振る舞うといったような意味です。

また、憲法で禁じられている天皇陛下の政治権力の行使につながる可能性があることも指摘されています。

以上のような理由で、皇室典範に天皇陛下の退位に関する規定がないと言われています。

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年齢と理由は?

理由

天皇陛下の現在の年齢は82歳です。

はっきり言ってご高齢です。

また、前立腺がんや心臓のバイバス手術などもされており、毎日多くの公務をこなさなければいけません。

さらに、今上天皇(現在の天皇)の長男である今現在の皇太子さまの年齢は56歳であり、今上天皇が即位された時の年齢をすでに超えてしまっています。

天皇陛下ご自身も年齢を感じるようなったと言われていますし、行事の際に間違ったことがあるとも発言されています。

そんな中で浮上してきたのが「生前退位」です。

理由が気になりますね。

この意向を天皇陛下は宮内庁の関係者に示していたようです。

天皇陛下の生前退位の意向についてNHKが報道しました。

しかしながら、宮内庁は即座にこれを否定しています。

宮内庁は天皇陛下のご公務をこれまでの半分にする削減案を提示したところ、顔色を変えられたそうです。

なぜなら、ご公務を最重要視されているからです。

そして、自分の体調が公務に支障をきたすようならば、退位させてもらうしかないということで「生前退位」の意向を固められたようです。

また、美智子さまへの配慮もあったようです。

美智子さまも頸椎症性神経根症が原因で肩や腕の痛みを抱えられているし、心筋虚血による胸の痛みで精密検査を受けられりしていますから。

このように、天皇陛下ご自身の体調と美智子さまの体のこと、そして公務のことが理由のようです。

このようなことをかなり考えられた上で生前退位について決断されたらしいです。

現在の皇室典範には退位後の規定はありません。

そのため、お立場がどうなるのかも気になるところですね。

退位後の天皇は、太上天皇(上皇)と呼ばれてきましたが、これもどうなるんですかね?

それと、皇后は皇太后という呼び名になりますが、これは天皇が崩御した場合のことです。

皇室典範などの法整備が必要になってくるのではないかと思います。

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年号(元号)の決め方

年号(元号)の決め方

年号(元号)には元号法というものがあります。

この法律によると、「皇位の継承があった場合に限り改める」という規定があります。

つまり、現在の皇太子さまが新天皇に即位された時点で「平成」時代は終りとなり、新しい元号となります。

いつ新しい元号になるのか興味ある人も多いでしょうからね。

ここで気になるのが年号(元号)の決め方です。

もちろん、一般公募なんかではありません。(笑)

年号(元号)が決まるプロセスは、漢学者3人の3つの案を首相に答申します。

今なら安倍総理にです。

そして、天皇の裁可があって官房長官が発表するということになってます。

明治、大正、昭和、平成というように年号(元号)は2文字というイメージがあるんですが、文字数に制限する規定はないんです。

実際、天平感宝、天平勝宝、天平宝字、天平神護、神護景雲という4文字の元号もあります。

ただし、これら5つだけですが。

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皇太子は誰になるのか?

日本国憲法

皇太子は誰になるのかというのは、現在の皇太子さまが新天皇になった場合のことです。

今の皇太子さまには男子のお子さまがいらっしゃいませんからね。

この場合は、皇太子さまは不在ということになるようですね。

じゃあ、今まで皇太子さまがされていた公務はどうなるのか?

これは皇太子さまの弟の秋篠宮さまが公務の多くを引き継がれることになるようです。

皇室典範には「皇太弟」の規定はありません。

だから、ここでも法整備の必要性が出て来ると思われます。

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