こんにちは。
熊本市在住の管理人です。
今日のアメリカはどうなるんでしょうね?
いよいよトランプ大統領の就任式が始まります。
就任演説の内容がかなり注目されています。
妻や娘さんの方が気になる人も多いと思います。
日本でもニュースなどでかなり話題になっていますね。
トランプ新大統領の方にばかり目がいってしまいますが、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領の就任もおこなわれます。
今回はこちらの方に注目していきます。
マイク・ペンスさんが副大統領就任時に使う聖書と宣誓について、そしてロナルド・レーガン元大統領との関係も解説します。
やはりアメリカ、就任式では聖書が使われるんです。
といっても、普通の聖書ではありません。
今回はここにフォーカスし、その意味を探っていきます。
マイク・ペンスが副大統領に就任!
マイク・ペンスさんが副大統領になります。
トランプ大統領の就任式典は2017年1月20日の午前11:30からおこなわれます。
日本時間では21日の午前1時30分です。
まず、開会の言葉や合唱などがおこなわれ、その後にマイク・ペンスさんが宣誓をして副大統領に就任します。
それらが終わった後にトランプさんの宣誓が行われ、大統領に就任します。
マイク・ペンスさんとトランプさんが宣誓の時に使うのが聖書なんです。
宣誓と聖書について
大統領や副大統領が宣誓をおこなう時に聖書に手をおいて誓うことは実は義務にはなっていません。
これはアメリカの初代大統領であるジョージ・ワシントンの1789年におこなわれた就任式から始まる伝統なんです。
アメリカの憲法においては大統領がその職務を忠実に遂行しながら憲法を堅持することを宣誓するようには義務づけられています。
しかし、その際に聖書などを含めた宗教的な文書を用いなければいけないなどの規定はありません。
ちなみに、トランプさんがアメリカ大統領就任式で使う聖書は第16代大統領のアブラハム・リンカーンさんが就任の時に使った聖書と自分が家で使っている聖書です。
トランプさんが家庭で使っている聖書は、ニューヨークにある教会学校の初等科を卒業した時に母親から贈られたものです。
リンカーンさんの聖書はご本人が1861年に使って以来、初めて使用したのはオバマ大統領です。
その聖書をトランプさんは使うんです。
宣誓の時にはそれら2冊の聖書は閉じられ、それぞれ重ね合わせて使われます。
マイク・ペンスさんが宣誓で使う聖書については後ほど説明します。
今から2年ほど前の2015年に「聖書博物館」の着工に関するニュースがありました。
2017年の完成を目指すとの報道でした。
その聖書博物館の編集者であるアリソン・ブラウンさんによると、アメリカの初代大統領であるジョージ・ワシントンは自分がおこなったすべてのことが先例となることをはっきりと自覚していたと述べています。
宣誓と聖書にはそんな歴史的な関係があったんです。
ちなみに、宣誓はアメリカの連邦最高裁長官のジョン・ロバーツさんによって執行されます。
就任式の生放送中継もあるようです。
上で説明したことをわかった上で就任式典を見ると、その歴史的な意味と重さががよくわかると思います。
中継の生放送なんですが、TBSで2017年1月20日に25時45分から『報道特別番組「トランプ米大統領就任式」』
そして、NHKのBSで2017年1月20日の25時20分から「アメリカ トランプ大統領就任式」という番組が放送されます。
ロナルド・レーガンとの関係
ロナルド・レーガンさんというのは、アメリカの第40代大統領のロナルド・レーガンさんのことです。
マイク・ペンスさんはロナルド・レーガンさんの聖書を使って宣誓します。
このレーガンさんの聖書なんですが、ご本人が使って以来今回が初めてになります。
副大統領に就任するマイク・ペンスさんがロナルド・レーガンさんの聖書を使う理由は、レーガンさんを大統領として評価しているからです。
これがマイク・ペンスさんとロナルド・レーガンさんとの関係です。
トランプさんの大統領就任が大きく注目されていますが、マイク・ペンスさんや宣誓、聖書について注目してみるのも面白いですよ。
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