が噴火するたびに話題になります。
今回は現在の阿蘇山の状況と火口の規制情報とその範囲、そして道路や火口周辺の登山規制や範囲をメインに阿蘇の観光についてもお知らせします。
追記:2016年4月14日に熊本地震が発生し、大変なことになりました。単に熊本だけでなく、九州の各地でも同時に地震が起こり、その影響が懸念されています。
中国、四国地方でも警戒されています。
熊本地震の原因や理由については、布田川・日奈久断層帯と言われており、地元だけでなく観光者にとっても気になるところです。
特に阿蘇山との関係です。報道などでも今回の地震が阿蘇山に影響を与えるのではないかとの心配の声がたくさんありました。
当初は今のところ関係性は見られないとのことでしたが、阿蘇山の噴火が始まりました。
関連性は不明とはいえ、実際に噴火が起こったのは事実です。
追記:本日2016年10月8日に阿蘇中岳第1火口で爆発的な噴火が起こりました。
熊本地震以後は地震のことばかり気になっていたんですが、阿蘇山までも活動を始めたのかとさらに心配事が増えたような感じです。
中岳第1火口で爆発的噴火が発生したのは、1980年1月26日以来36年ぶりですから、熊本地震と何らかの関係があるのではないかとつい想像してしまいます。
JR豊肥線の阿蘇~豊後竹田間が運転を見合わせているようです。
阿蘇市にある国立阿蘇青少年交流の家では窓ガラスの一部が割れたという情報もあります。
また、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げられました。
爆発的噴火でかなり大量の火山灰が降ったそうです。
これから大雨になる予想も出てるから警戒しておくに越したことはないです。
阿蘇なんか熊本地震の被害が大きく残っているところですから、さらに大変な状況にななっていると言えますね。
熊本県、特に阿蘇方面へ行く場合は最新の情報を頻繁にチェックしないと危険です。
今後の噴火がどうなるのかの予想や予測は不明ですが、ニュース等の報道に注意していきたいですね。
管理人の家からは阿蘇方面が見えます。
何か大きな変化があったら実際に見てみようと思っています。
火山灰だけでなく噴石にも注意しなければいけません。
風が強い場合は噴石は1kmを超えて降る場合があります。
十分な注意が必要です。
最近台風がいくつか九州にやってきましたが、阿蘇中岳の噴火と重ならなくてよかったと思います・
*当記事内の情報は記事作成時点での情報です。お出かけの際は必ず最新の情報をチェックしてくださいね。
阿蘇山と火口の規制情報と範囲は今こうなっている
阿蘇山は熊本の人気観光地ですが、2015年9月14日に中岳第一火口から噴火が始まりました。
噴煙は火口から上に約2,000mの高さまで上昇し、大ニュースとなりました。気象庁が警報を発令し、噴火警戒レベルが2から3に上がり、入山規制がかかりました。
今後も同規模の噴火が起こる可能性が指摘されていますが、せっかくの休みに阿蘇に観光に行きたいんだけど、どうしようか?と思っている人も多いと思います。
登山口では2カ所、車道には1カ所に通行規制の看板が設置されています。草千里や仙酔峡駐車場は利用できる。
シルバーウィークを前に、地蔵峠やパワースポットである「免の石」を目指すコースに関する問い合わせが増加中だそうです。
熊本県外の方はニュースで見た阿蘇山の噴火のすごさから、阿蘇全体が規制されていると思っているかもしれませんが、実際はそんなことはありません。
阿蘇の規制は一部の範囲で、大部分の場所は安全と言われています。
風向きによっては降灰の可能性があります。マスクや帽子、傘などで事前に対策しておくことをおすすめします。
阿蘇市のホームページに記載されている降灰対策などもしっかりチェックしておきたいですね。
阿蘇観光や登山を安全に楽しくおこなうには最新の正確な情報を得ることが重要です。
阿蘇の道路規制情報
阿蘇の道路規制は現在2ヶ所でおこなわれています。
阿蘇吉田線の夜峰山(池の窪牧野入口)付近
阿蘇吉田線は熊本県阿蘇市~阿蘇郡南阿蘇村につづく県道です。夜峰山は南阿蘇と南郷谷を一望出来るただ1つのの展望所です。
熊本の観光スポットの1つです。
阿蘇吉田線の草千里駐車場付近
草千里といえば、阿蘇観光の代表的なスポットです。展望所からの景色は雄大で、カルデラ地形が観察出来ます。
長崎の島原半島の雲仙普賢岳も見れるジオサイトとしても貴重な場所です。阿蘇観光なら誰でも必ず行くほどの観光スポットです。
火口東側に関しては、仙酔峡駐車場まで通行可能となっています。
阿蘇登山の火口規制情報と範囲
登山規制は阿蘇五岳(根子岳を除く)のうち中岳、高岳、烏帽子岳、杵島岳の10ルートで現在おこなわれています。阿蘇の登山ルート規制図
火口東側
仙酔峡尾根ルート:登山口(記帳所)
旧仙酔峡ロープウェー沿いルート:仙酔峡駐車場正面の階段登り口
日ノ尾尾根ルート:日ノ尾峠登山口
国立阿蘇青少年交流の家付近~鷲ヶ峰までのルート:登山口
火口西側
杵島岳、往生岳、烏帽子岳、高岳、中岳は登山禁止です。
火口南側
行儀松ルート:登山口
倶利加羅登山ルート:登山口
火口北側
古坊中ルート:登山口
阿蘇中岳火口の情報や阿蘇の情報は阿蘇市観光協会HPが役立ちます。電話でのお問合せは阿蘇インフォメーションセンターへ。TEL:0967-32-1960
阿蘇中岳警戒情報に関する問い合わせは阿蘇火山防災会議協議会で可能です。
TEL:0967-22-3111
阿蘇の観光って今どうなってる?
阿蘇山に入山規制が出ていますが、いろんな観光施設や阿蘇市内の飲食店などの店舗は通常通りの営業をしているので、お客さんはたくさんいます。
また、宿泊に関しても今回の阿蘇山の噴火に影響されることなく可能です。
阿蘇市観光協会のFacebookを見ると、たくさんの現在の観光地の写真が掲載されています。
道の駅「阿蘇」のホームページには阿蘇山噴火の影響なんか何もなく、いつもとかわらず営業してて、たくさんのお客さんで賑わっているそうです。
というわけで、阿蘇観光は今のところ全く問題ないようです。
最後に、阿蘇観光お得情報として「阿蘇市2割お買得券」を紹介しておきます。この券は、1冊500円×12枚=6,000円分の商品券が5,000円で購入できます。
阿蘇市内300店舗で利用できます。食事やお土産などの買物をする際にお得です!
*本記事は2015年9月18日18:09時点の情報です。
阿蘇が安全であることを保証している記事ではありません。
噴火の状況は急変する可能性もあります。阿蘇方面に行く場合は、道路や登山や火口の規制情報や範囲等の最新情報を入手してから出かけることが大切です!
阿蘇観光や登山など楽しんできてくださいね!
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