こんにちは。
熊本市在住の管理人です。
センター試験が終り、いよいよ大学入試シーズンが本番を迎えましたね。
新学期となって受験生になる生徒さんが気になるのが塾だと思います。
塾には行かずにZ会や進研ゼミなどの通信添削をメインに勉強される学生さんも多いとは思います。
昨年2016年の大学受験最難関の東大理三の合格者の約6割が鉄緑会の出身なんです。
一部の天才的な学生さん以外はものすごく勉強されたんだと思います。
東大理三はもちろん医学部医学科でも最難関です。
これってかなりというかとんでもないことです。
規模的には中堅の塾なんです。
また、知る人ぞ知る塾でもあります。
「鉄緑会」という大学受験塾の名前を初めて聞いたという人もいると思います。
東大理三合格者の約6割を占めたという事実が明らかになってその存在が注目されています。
ですが、ちょっと残念なことでありますけど、誰でも簡単に入れる塾ではないんです。
それは原則として「指定校」制というものがあるからです。
そんなわけで今回は、鉄緑会の指定校はどこなのか?
一覧は?
さらに、月謝や評判もリサーチ!
東大や難関大医学部合格に多数の圧倒的な数の合格者を輩出している塾が鉄緑会です。
「学歴社会」という言葉が以前からありますが、「塾歴社会」という新しい言葉も出てきているくらい塾間での合格者の格差も出てきています。
今後どうなるのか?
そういう点にも注目していきたいですね。
また、鉄緑会から出版されている参考書やテキストも紹介します。
では、早速本題へ!
鉄緑会について
記事冒頭でも少し説明しましたが、日本の大学受験で最難関の東大理三に首都圏から合格した生徒のほぼ全員が鉄緑会の出身なんです。
具体的に言うと理三の定員は97人なんですが、54人の合格者が鉄緑会から出ているんです。
約6割です。
これは驚異的な数字です。
しかも、首都圏では東京の代々木、関西では大阪校が梅田と西宮北口、そして京都にあるだけなんです。
首都圏と関西の有名進学校の成績上位者が通っているのが、東大受験指導専門塾である鉄緑会です。
3つしか教室がありません。
かなりレベルの高い方でないと鉄緑会の生徒への指導が難しいので全国展開が困難になっています。
鉄緑会が自分の住んでいる地域にも来て欲しいという要望はかなりありそうです。
鉄緑会の指定校はどこ?
鉄緑会は原則として指定校の生徒のみを受け入れています。
指定校になっている学校は東大進学者の多い有名校です。
学校名一覧をみればすぐにわかりますが、首都圏にある中高一貫の有名進学校ばかりです。
今年2017年の4月には渋谷教育学園幕張高校(渋幕)が指定校となります。
指定校と在籍者数の一覧は後ほどまとめて紹介します。
この指定校は東京大学への進学実績などから随時入れ替えがおこなわれています。
なので、鉄緑会の指定校制は有名進学校のランク付けみたいなものでもあるんです。
指定校に通ってないと入れないのかというとそうではありません。
あくまでも原則なので指定校以外の学校の在籍者もいます。
どんな学校の在籍者が多いかというと、学附(高)、白百合、巣鴨、渋渋、早稲田、武蔵等です。
学校名一覧まとめ
鉄緑会の指定校と在籍者数の一覧は次のようになります。
学校名 | 在籍生徒数 |
開成 | 715人 |
桜蔭 | 635人 |
筑大附駒場 | 465人 |
麻布 | 260人 |
駒場東邦 | 179人 |
海城 | 250人 |
筑大附 | 228人 |
豊島岡 | 202人 |
雙葉 | 170人 |
女子学院 | 156人 |
渋谷幕張 | 77人 |
栄光学園 | 55人 |
聖光学院 | 50人 |
以上の学校が指定校なんですが、鉄緑会に入ったらさらに学力別のクラスに分けられます。
すでに説明しましたが、指定校以外の学校に通っていても入会試験に合格すれば鉄緑会に入れます。
しかし、問題もあります。
鉄緑会会長の冨田賢太郎さんが言うには、ついて行くのが大変だと思うと。
中学3年の終りまでに高3までの英語と数学の基礎が終了するからです。
ここでちょっとセンター試験についても話をしておきます。
東大や京大がいくら二次試験重視だといっても、センター試験であまりにも低い点数をとってしまったら二次試験どころではありません。(笑)
2017年のセンターは終わってしまいましたが、2018年に受験する方はそちらの対策もしっかりやっておく必要があります。
いくら二次試験関連の模試でいい成績をとったところで、センターで自爆したらどうしようもありません。
配点上では少なくても、とんでもなく学力に余裕がある超高偏差値の方以外はやはり早めの対策が必要です。
鉄緑会の月謝や授業料について
鉄緑会にはホームページがあるんですが、月謝や授業料に関する記載はありません。
だから、気になっている方がかなり多いようです。
高額かというとそうではないみたいです。
具体的な金額は表にして後ほど紹介します。
大手の進学塾に比べれば同じくらいか安いと言っている方もいます。
1科目あたり2~3万くらいという情報がありました。
当然、受講科目を増やすほど高くなるわけなんですが、お得という意見が結構あります。
入塾テストの受検料なんですが、実際に子供さんを鉄緑会に通わせている方のブログに2000円と記載されていました。
その方が入会金、月謝、教材費についても書かれていましたのでそれを紹介します。
中学生 | 高校生 | |
入会金 | 22000円 | 22000円 |
月謝 | 11500円(1科目) | 18270円(1科目) |
教材費 | 11000円(1科目) | 12000円(1科目) |
鉄緑会から出版されている参考書やテキスト
鉄緑会の参考書やテキストなどの本が欲しいという生徒さんは多いようです。
そりゃそうでしょうね。
東大理三の合格者の数があり得ない数字ですからね。
具体的な本の名前は以下のようになっています。
下で紹介する参考書類は鉄緑会のホームページでも楽天などのインターネット通販でも購入できます。
過去の年度の中古本もあるのでめちゃくちゃ勉強したい人やかなり前の本までやってやる!って人には嬉しいですね。
● 鉄緑会 東大英語リスニング
● 2017年度用 鉄緑会 東大数学問題集 (2007-2016)
● 2017年度用 鉄緑会 東大古典問題集 (2007-2016)
● 2017年度用 鉄緑会 東大化学問題集 (2007-2016)
● 鉄緑会東大数学問題集(30年分(1980-2009)) [ 鉄緑会数学科 ]
鉄緑会の評判は?
鉄緑会の評判に関しては月謝などのお金に関するものも講師陣などもいいものが多いです。
しかし、指定校制であり、それ以外の学校の生徒で入ったとしてもかなり学力がないとついていくことが難しいというデメリットみたいなものもあるのも事実です。
中高一貫の有名校の生徒でも宿題をこなしきれずに途中でリタイヤしてしまったという口コミなんかもありました。
しかしながら、総合的には評判や口コミはかなりいいです。
それは東大や理三の合格実績からも明らかですからね。
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