こんにちは。
ノーベルウィークが始まり、これまでノーベル賞を受賞する可能性の高い方々の名前が話題になってきました。
今年2016年には初日からノーベル生理学・医学賞を日本人の大隅良典さんが受賞されて昨日から大変なニュースとなっています。
その他の候補者には次の方々がいます。
https://common-topics.com/iijima-sumio/
森田浩介(もりたこうすけ)さんは九州大学教授であり、理研(理化学研究所)のグループディレクターをされている方です。
日本で初めて発見された元素があります。113番目の元素で「ニホニウム」というものです。
この元素の命名をした1人が森田浩介さんなんです。
ダーゲンス・ニーヘーテル(Dagens Nyheter)というスウェーデンの有力紙がノーベル賞の予想で森田浩介さんの名前を掲載しました。
ということは、有力候補ってわけです。
今回は、森田浩介さんの妻と子供、出身高校や大学などの学歴、そして経歴をメインに紹介します。
その他にプロフィールなども解説していきます。
森田浩介の妻と子供
森田浩介さんには妻の美栄子さんがいらっしゃったんですが、残念ながら2008年に病気で亡くなられているんです。
奥さんは高校の同級生で森田浩介さんの方が猛烈なアタックをして遠距離恋愛にこぎつけました。
そして結婚されたんです。
研究が忙しくて家を留守にすることが多かったそうで、亡き妻の美栄子さんにはさみしい思いをさせてしまったと語られています。
しかし、奥さんの方は夫の森田浩介さんをいつも励ましてくれていたそうです。
そのことがどれだけ励みになったかわからないと述べられています。
夫をしっかり支えていた立派な妻でした。
113番元素の命名権が与えられた時には、真っ先に妻の美栄子さんに報告されたということです。
出身高校は?
森田浩介さんの出身高校は大分県立別府鶴見丘高等学校です。
出身大学は九州大学です。
ちなみに、出身中学は別府市立中部中学校です。
大学卒業後に大学院に進学されています。
そして、 九州大学大学院理学研究科物理学専攻博士後期課程を満期退学されています。
以上が学歴です。
経歴
次に経歴について説明しますが、九州大学大学院理学研究科物理学専攻博士後期課程以降のものになっています。
ノーベル賞候補ですから、経歴がすごいものであることは容易に想像できます。
箇条書き風にまとめて解説します。
1984年:理化学研究所サイクロトロン研究室研究員補
1991年:理化学研究所サイクロトロン研究室研究員
1993年: 九州大学で理学博士の学位を取得
1993年: 理化学研究所サイクロトロン研究室先任研究員
2004年:森田浩介さん達の研究グループが113番元素(仮称はウンウントリウムで、後にニホニウムと命名される)を発見
2006年:理化学研究所の仁科加速器研究センター・RIBF研究部門・超重元素研究グループ・超重元素合成研究チームのチームリーダー(准主任研究員)
2013年:九州大学大学院理学研究院実験核物理教室教授
元新潟大学と東京理科大学の客員教授でした
2015年度:北海道大学理学部と奈良女子大学理学部で集中講義
今現在は九大大学院理学研究院教授であり、また理化学研究所グループディレクターをされています。
やはり経歴についてはすごいものがありますね。
受賞歴も多数あります。下のようになります。
2005年:The GSI Exotic Nuclei Community Membership Award、仁科記念賞、井上学術賞
2006年:日本物理学会第11回論文賞
2012年:ナイスステップな科学者
2016年:日本学士院賞
さすがノーベル化学賞の有力候補ですね。
プロフィール
最後になりましたが、プロフィールを紹介します。
名前:森田浩介(もりたこうすけ)
生年月日: 1957年1月23日 今現在の年齡は59歳
出身地:北九州市若松区
出身中学:別府市立中部中学校
出身高校:大分県立別府鶴見丘高等学校
出身大学:九州大学
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