神父が悪魔祓いをする「エクソシスト」という怖い映画がかなり前にありました。
悪魔に取り憑かれたような体の動きをする病気があるんです。
難病です。
それが「抗NMDA受容体脳炎」というものです。
この病気は昔は、悪魔に取りつかれたということで祈祷師が扱っていました。
症状が奇妙なことから悪魔が関係していると思われていたんです。
外国だけの話かと思いきや、日本でもこの病気になってしまわれた方がいるんです。
さいたま市にお住まいの柳恵子さんという方です。
昨年2016年の報道では26歳となっていました。
もしかしたら、すでに27歳になっておられるかもしれません。
難病である抗NMDA受容体脳炎の患者さんや家族の方々による全国で初めての交流会が6月に東京で開催されます。
佐藤健さんと土屋太鳳さんが共演する映画「8年越しの花嫁」が今年の冬に公開されます。
抗NMDA受容体脳炎に関する映画なんです。
原作の著書があります。
そんなわけで今回は、柳恵子さんの今現在、抗NMDA受容体脳炎とエクソシストの関係について解説していきます。
柳恵子さんの今現在
サンフランシスコ州立大に在学中に抗NMDA受容体脳炎が発症しました。
そして、病院で治療することになりますが、最初は原因が不明で治療出来ませんでした。
その後の検査で原因が判明したんです。
あとは治療するだけとなりました。
柳恵子さんの気になる今現在ですが、自転車に乗ったり縄跳びが出来るほど回復されています。
現在は医学的に治療して社会復帰できる回復する患者さんが多いそうです。
抗NMDA受容体脳炎について
症状や原因などの詳細は医師が解説する医学の専門サイトにおまかせするので、医学的なことをさらに知りたい方はそちらをチェックしてくださいね。
抗NMDA受容体脳炎は10年くらい前に病気の仕組みやメカニズムが解明されたばかりなんです。
若い女性をメインに全国で1年間に1000人くらいの方が発症しているとも推定されています。
多くと言うかほとんどの病院などでの施設での治療実績がまだないそうなんです。
なので、専門医の講演がある交流会が開かれ、患者さんと家族らが情報共有や適切な治療を受ける環境づくりに取り組んでおられます。
交流会に関しては脳炎患者さん立ちの交流サイト「SAKURA」があります。
この「SAKURA」で中心となって活動されている1人が柳恵子さんの母親の公子さんです。
エクソシストの関係とは?
エクソシストの関係とは、抗NMDA受容体脳炎の患者さんの症状のことです。
簡単に言うとあたかも悪魔に取り憑かれたかのごとく、自分の意思とは無関係に体が異常な動きをするんです。
こういった動きが典型的な症状の1つです。
この難病の実態をたくさんの人に知ってもらうために闘病時の動画を柳恵子さんの母親である公子さんが毎日新聞に提供しました。
もっと具体的に知りたい方は動画を視聴するといいです。
「8年越しの花嫁」という映画、そして「SAKURA」という交流サイト。
こういったことで、抗NMDA受容体脳炎という難病についてこれから多くの方々が知っていくことになると思います。
コメント
福祉で何かお役に立てれることは無いのかなあ?と言っても、日本は福祉が遅れているからなあ・・・
福田好美様、コメントありがとうございます!
そうですよね。
福田様と同じように思っている方はたくさんいるとおもいますよ。