こんにちは。
最近考え事が多い熊本市在住の管理人です。
健康なんかもそうなんですが、政治や社会問題などが多いです。(笑)
本日はシングルマザーや育児放棄(ネグレクト)に関する記事です。
社会問題として今後さらに注目されていくテーマだと管理人は考えています。
そういうわけで、今回紹介するのは下村早苗(しもむらさなえ)さん。
上に書いたような社会問題で映画のテーマにもされてる方です。
今回は、下村早苗さんの今現在、夫と子供、生い立ちや映画「子宮に沈める」について解説します。
その他に父親や母親についても紹介します。
下村早苗の今現在
下村早苗さんは今現在は中村早苗さんです。
結局、懲役30年の実刑判決を受けました。
有期刑では最長の判決です。
求刑は無期懲役でした。
どこかの刑務所にいるんだろうと思います。
刑が確定するまでは拘置所にいたんでしょうけどね。
夫と子供は?
下村早苗さんは就職後に結婚しました。
夫となった相手は出会った当時は大学生でした。
結婚後子供が二人生まれます。
長男の息子さんと長女の娘さんです。
結局は夫とは離婚という結果になってしまいます。
離婚の原因や理由については後ほど詳しく説明します。
ネット上では実名や働いている会社名などの情報も出ていますが、本当に正しい情報なのか不明であるし、本記事の趣旨とは関係ないのでここで説明することは控えます。
どうしても興味がある方はインターネットで調べてみてくださいね。
生い立ちについて
生い立ちが気になる人が多いようですね。
確かに管理人もそうです。
下村早苗さんは三姉妹の長女として生まれました。
父親は高校教師で、ラグビーで有名な監督でした。
母親は主婦をされていました。
実は父親の教え子の1人だったんです。高校を卒業後に結婚して出産されました。
後に両親は離婚してしまいます。
理由は夜遊びや不倫を繰り返したからのようです。
下村早苗さん三姉妹は父親に引き取られることになります。
小学時代は優等生だったらしいです。
しかし、中学になると非行グループと関わりを持ったりするようになりました。
中学卒業後は関東にある私立高校に入学します。
そして、父親の知人の教師の家での下宿生活となりました。
高校卒業後は地元に戻り、割烹店に就職しました。
その店で当時は大学生だった男性と出会い妊娠して結婚ということになります。
結婚後は夫の実家での生活が始まります。そんな中で子供が生まれました。
この頃、下村早苗さんはブログを開設しています。
記事には自分の子供への愛情とか幸せな結婚生活のことを書いていたそうです。
こんな状況が変化したのは2人目の子供が生まれてからです。
人間関係においていろいろと問題が出てきていたようなんです。
そして、古い友人と連絡を取り合うようになり、子供を家に置いたままで朝帰りを繰り返したそうです。
夫や家族はこの不倫のことをすぐに知るようになり、結局離婚ということになりました。
子供たちは下村早苗さんが引き取りました。
離婚の原因は妻だった下村早苗さんの浮気や不倫のような感じですが、別の話もあるんです。
下村早苗さんが妊娠中に元夫が浮気をしていたからだとの話もあります。
だから、出産後に妻が夫に復讐をしたってことも考えられますね。
いずれにせよ、離婚されたことは間違いのない事実です。
この後にまたいろいろとあり、精神的に不安定になっています。
実母を頼ったんですが子供のことで協力してもらえませんでした。
結局は誰も頼る人がなく、元夫からの養育費などもなく寮があるお店を転々とする生活となりました。
そして、とうとう育児放棄状態となってしまったんです。
映画「子宮に沈める」のネタバレと感想
下村早苗さんのことをテーマにした映画が「子宮に沈める」です。
監督と脚本は緒方貴臣さん。
下村早苗さんの起こした件についての情報はインターネット上で探せばいくらでもあります。
ここでは映画のネタバレや管理人の感想について書きたいと思います。
自宅に全然帰ってこない夫に主人公の由希子は一方的に別れを告げられます。
そして2人の子供との新しい生活が始まります。
幸せだった今までの生活から一転して仕事に追われる日々へと変化します。
毎日の長時間の労働、資格試験の勉強、いろんな家事、子育て。
そして、子供の世話さえ十分に出来なくなります。
シングルマザーとしてだけでも大変な状況であるのに、学歴や職歴もなし。
こういったことで経済的に困窮していきます。
社会から孤立したような状況へとだんだんと陥っていきます。
都会生活をしているまだ若いシングルマザーが孤独に追い詰められ苦しみ、そして悩み、逃避に落ちていきます。
こうなれば当然、子供達には悲劇が始まります。
孤独が母親を追い詰めていったんです。
どのような経緯で若い母親が罪を犯したのか?
小さな幼い命を闇に葬ったのは誰なのか?
育児放棄(ネグレクト)という外部からは見えにくい現実を、部屋というあえて閉ざされた空間を使ってショッキングで静かな映像で表現した社会派フィクションの映画が「子宮に沈める」なんです。
育児放棄(ネグレクト)は社会問題の一つとしてしばしば話題になりますね。
この映画には派手な演出などありません。
固定されたカメラのシーンがやたらと続きます。
しかも、BGMや解説などもなし。
かつては幸せに暮らしていた親子が悲惨な状況になっていくんです。
そんなシーンが淡々と続いていきます。
こんな一見単純な演出みたいに思われますが、それが逆に見ている者に恐怖を感じさせるんです。
管理人の感想だとそうなります。
そんな映画が「子宮に沈める」なんです。
以上がネタバレなんですが、あくまでも概略です。
実際に映画を観るのが1番良いことは言うまでもありません。
管理人的には、下村早苗さんの起こした件について全く知らない方にもおすすめの映画です。
もちろん、内容的には賛否両論あると思います。
この映画で描かれていることは誰にでも起こりうることであると思います。
シングルマザーや育児放棄については今後さらに大きな社会問題になってくるのではないでしょうか?
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