こんにちは。
今回のテーマはロボットです。
名称はオリヒメ(OriHime)といいます。
ロボットっていっても見た目は結構可愛らしいんです。
大きさも小さいですしね。
このオリヒメが注目されています。
*上の画像はオリヒメではありません(ロボットのイメージ画像)。
ちなみに、「オリヒメ」という名前の由来は、後ほど紹介する開発者が19歳の時に奈良文化折紙会を設立し、折り紙を通じて地域のつながりを生み出し奈良から折り紙文化を発信していることに拠るということです。
また、ロボットテレワークツール「OriHime biz」と、デジタル透明文字盤「OriHime eye」もオリヒメに関連して今後さらに注目されそうです。
これに関しては、榊浩行さんという体を動かせないALSの患者さんがOriHime eyeを使って眼の動きだけでWindowsの「ペイント」ですばらしい絵を描かれたことが話題になりました。
実はオリヒメは、一般の方もそうでしょうけど、病院、旅行関係やブライダル業界などいろんな分野の方々から注目されているんです。
テレビや新聞などのメディアはもちろん、中学の理科の教科書にも掲載されたりしています。
中学生のほうが知っている人が多いかもしれませんね。
なので、話題になるのは当然です。
ところで、ロボットと聞いて管理人の頭にすぐに浮かんだのがマジンガーZでした。(笑)
アニメや映画の世界だけと思っていたロボットが現実につぎつぎと登場していますね。
最近ではオリヒメ(OriHime)以外にも販売されたりも実際していますしね。
そんなわけで今回は、オリヒメというロボットの価格や開発者のことをメインにレンタルや製作者の吉藤健太朗さんもリサーチしてまとめてみました。
使い方や活用方法も気になるところです。
ですので、ALS等の難病に関しての話もしていきます。
ロボットが日常生活で普通に活躍するようになる日もいずれ来るんでしょう。
一家に一人というか1台って感じに・・・。
では、早速本題へ!
オリヒメ(ロボット)とは?
オリヒメ(OriHime)とはどんなロボットなのか?
そこが気になるところだと思います。
普通のイメージだと、人工知能(AI)を搭載していて人間の代わりにいろんなことをやってくれるというものだと思います。
しかし、オリヒメの場合は人工知能が搭載されていないんです。
なので、自分で勝手に喋ったりとかそういう機能はないんです。
OriHimeは遠隔コミュニケーションロボットになります。
分身ロボットとも呼ばれています。
どういうことかをもっと具体的に説明しますね。
使い方や活用方法のことです。
その前に、オリヒメというロボットにはどういう機能が搭載されているかを解説しておきます。
マイク:オリヒメは周囲の音や声を聞くことが出来ます。
カメラ:周囲の映像が見れます。
腕:自由に動かすことが可能です。なので、拍手などの動きにも対応出来ます。
首:頭にカメラがついているんですが、上下左右に動かせます。
スピーカー:自分の声を周囲の人などに伝えることが可能です。
注意したいことが1つあります。
すでに説明したように人工知能(AI)が搭載されていないので、オリヒメ自身が何かを喋ったりすることはないということです。
一般的なコミュニケーションロボットとの違いは遠隔操作が可能なところ。
ここが特徴なんです。
オリヒメの専用アプリもあって、iPadなどからでも簡単に操作が出来るんです。
なんかすごいです!
マイク、カメラ、スピーカーがあるので、オリヒメを通して人の声や周囲の音声を聞いたり、映像を見たり、自分の声を伝えることが出来るんです。
また、首や腕に可動性があるので、うなづいたり拍手することなんかも出来るんですよ。
つまり、いろんな感情表現も可能だってことです。
遠隔コミュニケーションロボットというとちょっとイメージしにくいところもあるんですが、自分の分身になっていろんなことを代わりにやってくれる分身ロボットといえばすごくわかりやすいと思います。
では、どんな時、どんな場面で使うのか?
使い方や活用方法はいろいろ考えられます。
ですから、病院関係者や旅行やブライダルなどの業界からも注目されてます。
いろんな応用が出来そうですからね。
例えば、病気などで入院中でベッドから起き上がれないような方でもどこかに出かけたりする感覚を味わうことが出来ます。
体の不自由な方でもいろんな方とコミュニケーションがとれます。
結婚式が遠いところであるので出席できない場合でもオリヒメを会場においてもらうことで出席できますし、すぐには行けない離れたところで暮らしているお孫さんの入学式や運動会にもオリヒメを使って出席出来ます。
この他にもいろんな使い方が考えられます。
例えば、東京シューレ王子というフリースクールがあります。
そこでは、登校できない子供さんでも、オリヒメを使って学校見学や授業体験、さらには文化祭などに参加できるようになどの支援をしているんです。
学校関係での活用も実際おこなわれています。
活用方法は今後さらに広がっていくと思います。
オリヒメとはそういう使い方ができる自分の分身ロボットなんです。
遠隔操作出来るのが最大の特徴です。
遠隔コミュニケーションが出来るってわけです。
公式ホームページでは導入実績として実際の使い方や活用実例が紹介されています。
すでに多くのところで導入されているんです。
難病、遠隔教育、在宅・遠隔勤務などすでに実例が多数あります。
これからの可能性がすごく期待できますね。
価格や開発者
オリヒメ(OriHime)を開発したのは、株式会社オリィ研究所という会社です。
この会社の所長さんが開発者の吉藤健太朗さんです。
吉藤オリィさんともいいます。
この方が製作者でもあるわけです。
後ほど説明します。
ところで、オリヒメを管理人のわたしだけでなく欲しい!って思った方はかなりいると思います。
わたしの場合だと、日本全国で開催される勉強会に出席しなくちゃいけないことが多いんですが、時間的なこととか旅費なんかのことですぐにどこにでもいけるってわけではありません。
そんな時にオリヒメがわたしの代わりに勉強会に出席してくれてリアルタイムで勉強できたりすると非常にありがたいですね。
質問もその場で出来ますしね。
さて、欲しいと思って一番気になるのは価格ですよね。
値段があまりにも高くすぎるとすぐにはなかなか購入したりは出来ません。
リサーチしてみたんですが、個人でも法人でも購入は出来ないようです。
今現在はレンタルのみ。
レンタルプランには1日レンタルなんかもあります。
次に、そのレンタルプランや月額料金などの価格を説明します。
レンタルする場合は?
レンタルの申込みはOriHimeの公式ホームページから出来ます。
申込みは法人でも個人でも可能で、申込みフォームに必要事項を記入して送信すればいいだけです。
月額料金はお見積もりとなっています。
オリヒメ本体の値段はお見積もりで、オプションやサポートが必要な場合はさらに料金がかかります。
インターネット環境が必要ですからね。
2015年、つまり2年ほど前の情報だと月額3万円でレンタル可能とのことでしたが、今現在も同じなのかはわかりません。
導入するなら申し込みして見積もりしてもらわなくてはいけません。
個人でも法人でも。
1日レンタルというものもあります。
これも以前の情報だと6時間50,000円で12時間70,000円~ってことになっていました。
いずれにせよ、価格や値段といったことはとりあえずはお問い合わせということです。
価格はすべて税抜きとのこと。
製作者の吉藤健太朗さんについて
オリヒメの製作者というか開発者は吉藤オリィさんといいます。
この方はオリィ研究所所長の吉藤健太朗さんです。
どうでもいいことかもしれませんが、イケメンですね~。
オリヒメと全然関係ないところに注目してしまう人もいそうです。(笑)
著書もあり、『「孤独」は消せる。』という本が出版されています。
電子書籍もあります。
吉藤オリィさんことオリィ研究所所長の吉藤健太朗さんご自身によると、オリヒメの原点は工業高校時代に車椅子の製作に関わったことだと述べています。
電動車いすの新機構を開発されたんです。
それで、世界最大の科学コンテストであるインテル国際科学技術フェア(ISEF)で世界3位になります。
ちなみに、その当時の師匠はモノづくりの巨匠である久保田憲司さん。
これがオリヒメ開発のきっかけになっています。
吉藤健太朗さんが言うにはオリヒメの最終目標は孤独の解消。
このことがご自身の生きる意味でもあるとのこと。
実は小中学校時代に不登校や引きこもりを経験されているんです。
原因というか理由はストレスと自宅療養によるものでした。
その時にいつも孤独感にさいなまれていたとのこと。
開発者、そして製作者である吉藤オリィこと吉藤健太朗さんについては別記事で詳しく解説する予定です。
とりあえず、学歴や経歴がすごく気になっている方もいると思うので、少し解説しておきます。
出身高校は奈良県立王寺工業高等学校で、出身大学は早稲田大学創造理工学部。
経歴については今回は省略させてもらいますね。
自分の分身になってくれるロボットのオリヒメ(OriHime)ですが、今後さらに注目され導入先が多くなっていくでしょうね。
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