こんにちは。
今日の夜に放送される「ロッキード事件」の番組をすごく楽しみにしてる熊本市在住の管理人です。
戦後最大の疑獄といわれ、多くの謎を残したままになってるのがロッキード事件です。
一応、田中角栄元首相が逮捕されたってことで結末を迎えた感じにはなってるんですけどね。
40年も前の事件なんですが、新しい資料が次々に発見されているんです。
当時、捜査を指揮していたのが東京地検特捜部の主任検事だった吉永祐介さん。
後に検事総長にまでなられた経歴をお持ちの方です。
いずれは本当に事件の全容が解明される日も来るのかもしれません。
それで、今回は「戦後最大のフィクサー」と呼ばれ、ロッキード社の秘密代理人だった児玉誉士夫(こだまよしお)さんに焦点を当て解説していきます。
児玉誉士夫の息子について
児玉誉士夫さんの子供さんは3人いるようです。
長男は児玉博隆さんといいます。
名前と一緒に恒和商事や博栄商事という会社が一緒に出て来るんですが、関係は不明です
他にもいろんな会社名が出てきますが、今現在どうされているのかはよくわかっていません。
三男の息子さんのことしかわかっていません。
名前は児玉守弘さんといい、TBSテレビの常務取締役をはじめ、数々の関連会社の役員を歴任された方です。
現在は、株式会社日音の相談役をされているようです。
次男については全く情報がありません。
子供がいるから当然妻もいるはずなんですが、同じく情報なしです。
プライベートについては謎が多すぎるようです。
デヴィ夫人との関係とは?
デヴィ夫人はもともとは高級クラブのホステスをしていました。
それで、日本の経済界とのつながりがあったんです。
デヴィ夫人は後にインドネシアのスカルノ元大統領第3夫人になりましたが、ここにはいろんな事情が絡んでいました。
当時、インドネシアは国内情勢が非常に不安定な時期だったんです。
それで、スカルノ大統領は日本のバックアップを欲していました。
一方、日本はインドネシアとの間に経済関係のつながりを作りたがっていました。
このように、インドネシアと日本との思惑が一致して結婚に至ったようです。
スカルノ大統領がデヴィ夫人の美しさに魅了されたという話はどうやら間違った情報のようです。
インドネシアへの開発援助での「東日貿易の秘書」という立場で、デヴィ夫人はスカルノ大統領のところに送り込まれたそうなんです。
19歳の時のことでした。
これに関わっていたのが「戦後最大のフィクサー」とか「昭和のフィクサー」と呼ばれていた児玉誉士夫さんというわけです。
自宅へセスナ機が特攻した事件
この事件は記事の見出しそのままの事件です。
児玉誉士夫さんの自宅にセスナ機が特攻して突っ込んだんです。
いわゆるテロ事件です。特攻自爆テロでした。
自宅に特攻したセスナ機は爆発して炎上。機体はパイパー社製のPA-28機でした。
火災となって二階の一部が燃えてしまいました。
家政婦さんは負傷したんですが、別の部屋で寝ていた児玉誉士夫さんは無事でした。
この事件を起こした犯人は、「前野霜一郎」という芸名の俳優の前野光保さん。
当時29歳でした。
もともとは右翼の活動家だった児玉誉士夫さんを尊敬していたんですが、ロッキード事件で起訴されたものだから裏切られたと感じたのが事件を起こすに至った動機でした。
警視庁は単独犯であると断定しました。
自宅に突っ込む直前の最後の無線通信で、「天皇陛下万歳!」と叫んでいます。
神風特攻隊を真似したのだと思われます。
思想的には、三島由紀夫さんにも心酔しきっていたようです。
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