こんにちは。
今日は雪が降った火の国熊本在住の管理人です。
火の国なのに雪の国となってしまい寒いのなんの。
ヒートテックを二枚重ねにして防寒対策をはかった次第です。
今日はホントどうでもいい話をします。(笑)
忙しい方はすぐに出ていってくださって結構です。
暇な方はできればちょっと付き合って話を聞いて欲しいかな。
管理人は基本的にアウトドア派なので昔からよく山の中に行くんですよね。
專門は地質学なので学生時代から山の中で過ごすことが非常に多かったわけです。
山の中って言っても地質学の研究のための調査では道があるところなんかほとんど通らずに突き進むんです。
データを取りながらです。
化石用の岩石のサンプリングなどもおこないます。
ま~、そんなことはどうでもいいとして、管理人がよく入っていた山は九州山地の中にある非常に険しいところばかりでした。
山の中を歩いているといろんな生物や植物に出会います。
大分では大量のお猿さん、宮崎では鹿やカモシカ、ヘビなんかはどこでも出会いますね。
赤色と黒色の斑点があるまだらのでかいカメムシなんか見た時は腰を抜かしそうになったこともあります。
こちらとしては出会いたくはないんですけどね。
そういえば、ヘビから追いかけられたこともあります。
木にびっしりと群がっているダニは気持ち悪かったですね。
休憩してたらズボンの裾にがヤマダニだらけだったなんてこともあります。
蜂の巣を踏みつけてハチに追いかけられたことも。
書いていくとキリがないので機会があればまた記事にしますが、今回のテーマはイノシシです。
よくニュースなどでも聞きますが、実はイノシシに襲われて追いかけられたことがあるんですよ。
イノシシと接近遭遇したことは今までで2回もあるんです。
今回はそんな話しをします。
その時にとった対策や撃退法を管理人の実体験から正直に解説します。
事実を実況中継風に書いていきます。
うり坊がなんてかわいいんだ!って思ったことなんかも書いていきます。
はっきり言うと、今回の記事は単なる独り言に近いです。(笑)
何も役立たない可能性大!
でも、お暇なら読んでいってくださいね~。
結構笑えると思います。
お楽しみに!(笑)
イノシシに出会ったら?
イノシシに出会ったら?なんて考えてもどうしようもありません。
絶対に出会いたくないなら、イノシシが生息している山などの自然に近づかないのが一番確実です!
管理人は山の中に学生時代からしょっちゅう入っていたんですが、初めてイノシシと出会うまでは何も考えていませんでした。
対策はもちろん撃退法もです。
しかし、後にあんな恐怖体験をすることになるとは・・・。
ところで、なんで山に頻繁に行ってたかというと学生時代は地質学が專門だったからです。
わかりやすいイメージでは、地層、岩石、化石、地質構造・・・。
そんな研究をやってたんです。
就職もそっち系の会社に入ったので、卒業してからも山には仕事でよく行ってました。
後ほど管理人の実体験を紹介しますが、特に突然イノシシと出会ったら対策法とか撃退法なんてことは頭にすぐに浮かばないほうが多いかもです。
そういうわけなので、イノシシと出会わない対策をあらかじめ用意しておいたがいいと思います。
しかし、突然出会うこともありますからね。
対策や撃退法は?
対策や撃退法などの情報がインターネット上にはたくさんあります。
役所のホームページなどを見ると、イノシシは本来は臆病でおとなしい動物だという記載が多く見られます。
普通はイノシシに出会ってもイノシシの方から逃げるってことになってます。
ただし、発情期や分娩後、至近距離での突然の出会いは注意が必要だと多くのサイトに書いてあります。
後ほど詳しく説明しますが、管理人がイノシシと出会った時は3mくらいの距離で、イノシシの方は管理人の存在には最初は気づいていませんでした。
対策としては本来の臆病でおとなしい性質から、静かにその場から離れるようにすることが必要みたいに書いてあります。
もちろん、攻撃したり威嚇したりなんて行為は危険です。
上の画像は熊よけですが、鈴とか笛があると出会わない対策になるようなことが書かれていることもありますが、そんなのは全く役立たないという意見もあります。
何かの道具でイノシシと確実に出会わない方法があるといいんですけどね。
撃退法に関してもいろいろあるようです。
でも、実際に本当に効果があるかは不明なんですよね。
テレビでの実験の結果から襲われそうになったら目の前で傘を広げるとよいという話も読みました。
イノシシは目の前に急に大きなものが現れると警戒して急停止するという説明もありました。
イノシシに出会ったり襲われた時の対策法や撃退法に関してはいろんなことが言われていますが、実際にそんな状況になった場合、冷静にそんなことを出来るのかが問題です。
また、接近遭遇にはいろんな状況もあるでしょうから、多くのサイトに書いてあることをやれば安全であるとの保証もないのではないかと思います。
次に、管理人が実際に山の中でイノシシと出会い追いかけられた実体験をそのまま正直に書きます。
襲われた経験と言えます。
襲われたら逃げるしかない!?管理人の実体験
場所は福岡県の某市にある山でした。
目的は、ある構造物を建設するための事前調査でした。
それで山に入ったわけなんですが、この山はちょっと変わっているというか不気味なところがあったんです。
沢の両側の崖に千手観音みたいな像が彫りつけてあったり・・・。
いや、山への入り口からちょっとひるみました。
いくつもの看板があったんですが、それらにはこの山に入るとタタリがあるなんていうようなことが書いてあったんです。
これだけでも嫌ですよね。
しかし、仕事でしたから管理人は山に入るしかありませんでした。
ちなみに、調査は1人でやらなければいけませんでした。
だから、余計怖かったんですよね。(笑)
散弾銃の空薬莢もたくさん落ちていたし。
調査ではまずは沢の最上流まで行かなければいけませんでした。
ここの山の中は倒木がひどくてなかなか進めずにかなりきつかったです。
上流に行くにつれて進行を妨げる倒木の量がものすごいことになったんです。
道があるわけではないですからしかたないんですけどね。
とりあえず、倒木の1つひとつを乗り越えながら上流に向かって進みました。
ところが、あまりにも大きい倒木があって乗り越えられない状況になったんです。
迂回するのも困難でした。
というよりも、数え切れないくらい倒木を何回もよじ登って越えてたからかなり疲れがたまっていたんです。
ちょっと休憩しながらここをどうクリアするかを考えました。
その時に出した結論は、倒木の下の隙間を移動していくことです。
これもかなり面倒なんです。
いろんな道具をたくさん入れてるリュックを背負っているからひっかかったりするんです。
こんな感じでさらに進んだら、とうとう沢が倒木で完全に埋め尽くされている状況になってしまいました。
う~ん。
これならもう匍匐前進(ほふくぜんしん)しかありません。
自分は一体なにやってるんだ?
だんだんとサバイバルゲームみたいな感じになってきました。
とにかくオールクリアだ!
調査のことは半分忘れかけて倒木をクリアしていくことだけをいつの間にか考えていた管理人であります。
沢の上流を匍匐前進で進んでいくわけですが、ちょろちょろと水が流れています。
その時には最上流に近かったからあんまり水は流れてはいなかったんですが、びしょびしょになりながらオールクリアを果たすべく勇敢に?進んでいきました。
接近遭遇の状況
でも、腹ばいで手足を使って進むのは相当きついな~と思いながら進んでいた時でした。
前方は倒木で視界が非常に悪かったんですが、「ピチャピチャ」と何かの動物が水でも飲んでいるような音が聞こえたんです。
何の動物かもわからなかったんでかなりビビったわけですが、そこからちょっとだけ進んで正体だけは確認しないとこれ以上進めません。
危険な動物だったらこそっと逃げようと考えていました。
倒木の隙間から覗いてみたらなんとイノシシだったんです!
しかも、体調は1mを大きく越えてるイノシシでした。
でかっ!やばっ!
あんな大きさだったら体当たりされたりしたら吹っ飛ばされて大怪我だろうなというレベルの大きさでした。
ケガくらいで済めばまだましか?
なんてことを水を飲んでいるイノシシを見ながら考えていました。
襲われたらたまったものじゃないので、匍匐後退?しながら、しかもなるべく音を立てないようにしてあとずさりしていきました。
気付かないでくれよ!
そう祈りながら・・・。
ところが、アンラッキー!
イノシシがこっちを見たんです。
そしてゆっくり歩きながら近づいてきました。
「グフグフ」というような感じの声を出しながらです。
おそらく怒ったり興奮してたわけではないと思います。
管理人の存在をその瞬間には確認していなかっただろうから。
風向きがよかったのかもしれません。
匂いで管理人の存在が気づかれる可能性もありますからね。
でも、どんどん近づいてきて管理人の目の前数mのところまでやってきました。
腹ばいになったままの管理人とイノシシの目が合ってしまったんですよね。
絶体絶命の状況でした!
逃げるしかない!?
冷静さをすでに失っていた管理人はすぐに立ち上がり、イノシシに背中を見せて静かにテクテクと歩いてその場から離れようとしました。
その瞬間でした。
イノシシが走り出して追いかけてきたんです!
沢は倒木がすごくて走って逃げれませんから、沢の両側の草や木が少ないところを走って逃げました。
イノシシの猪突猛進を初めてみました。(笑)
イノシシが斜面を登る時にホイールスピンみたいになってるのを確認した管理人は斜面上部から崖を飛び降りました。
飛び降りるっていっても2mくらいの高さです。
地面は土や葉っぱがいっぱい落ちてたので痛くもなんともありません。
これで追いかけるのをあきらめてくれるのかと思いきや、一度斜面を降りて迂回してまた追いかけてきたんです。
それで、背の高い熊笹みたいのが生い茂っているところをさらに逃げました。
逃げ切った方法とその後
なんとか逃げ切らねば!
そう思いつつも腰が抜けそうになっていました。(笑)
追いかけられて襲われている状況に恐怖を感じていたからです。
その時に幸運の女神が微笑みました!
なんと数m前方に簡単によじ登れそうな木があったんです。
完全に追いつかれる前にその木に登ることが出来ました。
木の上から見ると熊笹のせいでイノシシがどこにいるのかはよくわかりませんでしたが、「バサッバサッ」って音が下でしてたのでまだ近くをうろうろしていたのは確かだと思います。
結局、その木には1時間以上も登ったままでした。
完全に音がしなくなったのはもう日が暮れかけた頃です。
木の上で管理人の膝はガクガク震えていました。(笑)
木の上から携帯電話で帰りが遅くなることとその原因を報告したら、電話の向こうからは大爆笑している声が聞こえていました。(笑)
でも、何事もなく無事であったのは本当にラッキーでした。
イノシシに出会った時にもう少し場所に余裕があればイノシシを避けられた可能性もありましたが、管理人は背中見せて逃げてしまいましたからね。
それが失敗でした。
でも、目の前すぐのところまでイノシシが来て冷静でいられる人がどれくらいいることやら。
ま~、山の中とかのイノシシがいそうなところに近づかないことが出会わない最高の対策だと思います。
管理人の場合、撃退法なんて全くありませんでした。
ただひたすら走って逃げただけです。
山などでのイノシシには気をつけましょうね!(笑)
以上、管理人の実体験でした。
宮崎県でうり坊と出った時の場合
イノシシと山の中でもう一回出会ったのが宮崎です。
宮崎ではやたらと鹿に出会うんですが、鹿の場合は人の姿を見たら走って逃げてしまいますから何も怖くないんです。
カモシカも見たことがあります。
大分では猿と出会いますね。
宮崎では尾鈴山に行ける林道を歩いている時にイノシシと遭遇しました。
草むらからうり坊が飛び出して来たんです。
こちらを見てキョトンとしていました。
母親が近くにいるはずと思ったら、すぐに同じところから母親と思われるイノシシが出てきました。
イノシシ親子と管理人は向かい合ったまま何分か時間が過ぎました。
にらみ合いって感じではなかったんですけどね。
しばらくしたら、親子でまた草むらに入っていってその時は何事もなかったです。
うり坊があんなにかわいいものかと思ったくらいですね。
家に連れて帰りたくなったほどの可愛さでした。
そんなこともありました。
やはり、もともとはおとなしい性質なのもしれません。
その時はそう思いました。
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