こんにちは。
いよいよ週末になりますが、天気が悪くなりそうな熊本市在住の管理人です。
休日はゆっくり映画でも見ながら過ごそうかなと考えています。
テレビで「ダヴィンチコード」という映画があるんです。
いろんな謎や暗号みたいなものが出て来ます。
そういった意味では、記号学者のウンベルト・エーコさんの小説が原作になった映画「薔薇(ばら)の名前」もかなり楽しめました。
人気があるので専門書みたいな本も出版されてるくらいですからね。
今回は、ダヴィンチコードの映画の結末を解説します!
また、意味も考察し、原作もチェックしてみたいと思います。
ダヴィンチコードの映画の結末を解説
ダヴィンチコードの映画の結末を先に知りたがる人が多いようですね。(笑)
とりあえずは映画をじっくり見ながら謎解きの考察なんかやると面白いんですけどね。
しかし、それでは気が済まない人が多数いるようなので解説していきます。
美術館のソニエール館長はイエスの子孫なんかではありません。
イエスの子孫の守り手なんです。
実際の子孫はソフィーです。
ソフィーが小さい頃に家族は抹殺されてしまうのですが、ソフィーだけが生き残るんです。
これはイエスの血統を絶やしてしまおうとしていた人達によっておこなわれたものです。
交通事故に見せかけて・・・。
シオン修道会という秘密結社があります。
それがマグダラのマリア(聖杯)とイエスの血筋を守っている組織です。
それで、シオン修道会が表向きは事故で家族全員が亡くなったように見せかけました。
実際にはシオン修道会の総長だったソニエール館長がソフィーを幼女として引き取って育てていたんです。
最初はソフィーはソニエール館長の孫ってことになっていました。
そして、ソフィーは暗号解読官として登場しました。
だから、イエスの子孫がソフィーで館長はその守り手ということになります。
解説するとま~こんな感じになります。
これから結末へと向かいますね。
ソフィー達はスコットランドのロスリン礼拝堂へ向かいます。
そこでソフィーは自分が以前にもここを訪れたことがあることを思い出します。
そして宗教象徴額の専門家であるラングドンに語るんです。
自分の祖父が酷たらしい儀式をおこなっていたことを目撃してしまって、その後は絶縁状態になったこと。
家族が事故で全員亡くなった後はシオン修道会が誰にも秘密にして育ててくれたこと。
そして、今度はラングドンが語って告げます。
ソフィーはキリストの末裔であることを。
そしてラングドンはソフィーと別れてパリへと向かいます。
向かった先はルーブル美術館。
そこにマリアの棺が収められていることを確認するんです。
ダヴィンチコードの映画の結末はこういったことになっています。
きちんと解説するととんでもないことになるので概略のみ紹介しました。
意味を考察!
ダヴィンチコードの魅力の一つはキリストの聖杯の謎の意味などの考察です。
キリスト教の知識があればなお面白いものとなります。
映画の場合、時間的な制約があるために謎の意味の考察なんかがかなり早いんです。
集中して見ていないとあっという間に話が進んでしまい。
考察どころかわけがわからなくなり、なんて難解な映画なんだという感想になってしまうかもしれません。(笑)
実際、ダヴィンチコードの映画は難しくて原作を読まないとわからないなんて意見もあります。
日本人の場合、一部の人達を除きキリスト教に馴染みがないってところも映画を難解に感じる理由だと思います。
レオナルド・ダ・ヴィンチって知ってますよね?
ルネサンスの時代にさまざまな分野でその才能を発揮した万能の天才と言われている人です。
レオナルド・ダ・ヴィンチが生きていた当時は、イエス・キリストに関する異説を唱えることはとても困難な状況でした。
そのため、言いたいことを絵画の中に隠したのではないかというのが「ダヴィンチコード」の意味なんです。
そして、いろんな謎を考察していくんです。
「最後の晩餐」という絵に関する謎、「マグダラのマリア」という女性。
この女性はキリストと親密な関係にあり、復活したキリストを最初に目撃した人物でもあります。
原作もそうですが、映画のダヴィンチコードにもたくさんの考察すべきところがあります。
難しいと言われていますが、ここが面白さというか魅力なんです。
結局、キリスト教を信じている人たちはキリストのことを「神の子」だと思っているんです。
だから、妻がいて子供がいたなんてことはあってはならないことなんです。
そういうわけで、映画のダヴィンチコードではキリストに子孫がいる可能性が出てきてしまう「聖杯」を消し去ってしまいたいという「オプス・デイ」と、その一方で聖杯を守ろうとした「シオン修道会」との戦いになってしまったというわけです。
原作について
原作はダンブラウンさんの長編推理小説「ダヴィンチコード」です。
これが映画化され2006年に公開されました。
日本での興行収入は905億という大ヒットとなりました。
原作と映画には若干異なる部分があります。
映画はすごくおもしろいんですが、一度観ただけではいくつもの疑問が残るかもしれませんね。
本当に興味のある方には原作を読んでみることをおすすめします。
原作の本にはダヴィンチの絵画や重要スポットの写真なども掲載されています。
パリの地図なんかもです。
原作本の方がわかりやすいといえるかもしれませんね。
あらすじやネタバレ情報がネット上にはたくさんあります。
ダヴィンチコードの解説サイトなどもです。
管理人的には原作の本を読みながらじっくりと謎解きに参加するというスタイルが好きです。
実際、映画だけじゃなかなかわからないところもあります。
そうなったりすると、いつまでも気になってしまうんですよね。(笑)
インターネット上の情報からかなりのことがわかりますが、家でじっくりと落ち着いて本を読むってのもなかなかいいもんですよ。
原作を読まずに映画だけ見ると話の展開の速さについて行けないかもしれませんね。
結論としては、謎解きには原作本を読む必要があるんじゃないかと思います。
さらには、キリスト教の知識があればもっと楽しめると思います。
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