こんにちは。
今回注目したのは、ノーベル賞の有力候補となっている桐蔭横浜大学医用工学部臨床工学科 特任教授の宮坂力(みやさかつとむ)さん。
特殊な結晶構造の「ペロブスカイト」という物質に、半導体としての特性があることを発見し、太陽電池などに応用できることを発表されました。
そして、「ペロブスカイト型」と呼ばれる薄くて軽い太陽電池を開発されたんです。
ちなみに、ノーベル化学賞の最有力候補です。
さて、普段私たちが何気なく使っている物の全てが、私たちの生活をより便利にしようと、日々研究に没頭されている方々の努力によって、生み出された物ばかりです。
使用する私たちは、その商品一つ一つに開発者の想いが集約されていることを忘れずに、大事に使っていかなければいけませんね。
太陽電池は地球上だけでなく宇宙でも使われていますよね。
ペロブスカイト型太陽電池が今後どう応用されるのかも期待できます。
そんなわけで今回は、桐蔭横浜大学特任教授の宮坂力さんの経歴、出身高校や大学等の学歴、そして家族についてまとめてみました。
妻と子供さんも気になりますよね。
経歴については誰も想像がつかないと思われる意外なものがあるんです!
宮坂力教授の経歴
宮坂力教授はノーベル化学賞の候補になるくらいですから、具体的なことはわからなくても経歴がすごいことは容易に想像がつきますね。
最後に超意外な経歴もお持ちなんでそちらも紹介します。
お楽しみに!
出身高校や大学などの学歴は後ほど紹介するとして、まずは経歴について紹介します。
日本で大学院の博士課程に進まれた後にカナダに留学されます。
留学先はケベック大学大学院生物物理学科。
そこで客員研究員として勤務されました。
その後、大学院博士課程を修了後に富士写真フィルム(株)に入社され、足柄研究所研究員となります。
そして、主任研究員にまでなります。
ところが、富士フィルムがリチウム二次電池の開発を採算性の問題から中止し、また宮坂力教授自身も感じるところや思うところがあり、桐蔭横浜大学大学院工学研究科教授に就任することとなります。
そして今現在は桐蔭横浜大学医用工学部臨床工学科で特任教授を務められています。
以上が宮坂力教授の経歴です。
研究歴も紹介しておきます。
ただし、管理人も含めて一般の方には意味不明です。(笑)
ですので、研究歴に関してはスルーしてもらっても結構です。
1979年~1981年:半導体電極ー電解液界面の光励起電子移動を用いるエネルギー変換の研究
1981年~1986年:ハロゲン化銀サイズ単分散粒子の形成と高感度写真感材の色素増殖に関する研究
1988年~1998年:機能性有機分子LB膜の炸裂とこれを用いる電気化学素子の構築
1995年~1998年:リチウムイオン二次電池用負極材料の開発
1998年~2012年:多孔質酸化物半導体ナノ粒子の合成とこれを用いる色素増感型光エネルギー変換の研究
2006年~今現在:有機無機ハイブリッド構造の光電変換素子の研究、有機無機ペロブスカイトを用いる太陽電池の開発
これまでは科学者・研究者としての経歴について解説してきました。
ところが、経歴についてはまだあるんです。
それも超意外な!
宮坂力特任教授は実はバイオリニストでもあったんです!
高校時代は同好会でフルートを演奏されていました。
バイオリンを始められたのは大学に入ってからです。
今現在も出勤前に練習され、しかも2週間に一度は音楽教室でレッスンもされているということです。
こんなことを書くと、バイオリンの音楽教室がどこなのかを探す方もいそうですね。
国際会議の時に演奏されたり、化学者によるオーケストラ「Orchestra Chimica」にも所属されています。
日本化学会が毎年開催する年会での演奏は恒例行事となっています。
また、毎年秋にはオーケストラフェスティバルにも参加されています。
バイオリニストでもあるというのは確かに意外ですが、科学者の中には音楽をされている方もいます。
アインシュタインもバイオリンをやっていましたもんね。
出身高校と大学
ノーベル賞候補になるほどの宮坂力教授ですから、学歴に関心を持つ人が多いのは当然ですね。
出身高校は早稲田大学高等学院です。
ちなみに、偏差値は75!
主な卒業生には竹下登元総理大臣や、青島幸男元東京都知事などの政治家、さらにはフジテレビの軽部真一アナウンサーなど数多くの著名人や有名人を輩出しています。
また、出身大学は早稲田大学理工学部応用化学科。
高校生の頃に成績の低下が原因で、当時は人気がなかった化学で大学受験しようと思ったそうです。
最初から研究者になるつもりなんてなく、つぶしが効く分野ならどれでもよかったそうです。
そこからノーベル賞候補にまでなるのですから、本当に人の将来はどうなるかわかりませんね。
早稲田大学を卒業後に東京大学大学院工学系研究科工業化学修士課程に進まれ修了。
経歴のところでも説明しましたが、修士課程を終了後にカナダのケベック大学に客員研究員として留学されています。
さらに、東京大学大学院工学系研究科合成化学博士課程も修了。
聞いているだけで頭から湯気が出るような経歴ですね。(笑)
家族と妻と子供について
宮坂力さんの家族についても非常に気になるところですね。
結論をいうと、今現在のところは情報ゼロです。
ご結婚はされているとは思うのですが・・・。
そうなると妻はいるはずです。
子供さんがいるのかどうかもわかりません。
もしいるなら、息子さんなのか娘さんなのか?
両方いる可能性もありますね。
Facebookがあったのでそちらも調査してみましたが、結局結婚や妻・子供に関することはわかりませんでした。
もしノーベル賞受賞ともなれば、ニュース等で取り上げられると思いますので、その時に詳しい情報は書いていきたいと思います。
授賞式に夫婦と子供さんと一緒に行かれる可能性もありますからね。
プロフィール
最後になりましたが、プロフィールを紹介して終わりにします。
名前:宮坂力(みやさかつとむ)
生年月日:1953年9月10日 今現在の年齢は64歳
出身地:神奈川県鎌倉市
出身高校:早稲田大学高等学院
出身大学:早稲田大学理工学部応用化学科
ペロブスカイト太陽電池の研究内容についてはすでに解説したのでここでは省略します。
宮坂力教授が2006年から現在に至るまで研究しているペロブスカイト太陽電池。
このペロブスカイト太陽電池とはチタン酸カルシウムの鉱物名です。
このペロブスカイトを使って光を電気に変える太陽電池を発明したのです。
従来の太陽電池に比べてさまざまなメリットがあります。
メリットがたくさんあるペロブスカイトですが、アメリカで論文を発表された頃は見向きもされなかったそうですから意外です。
ですが、近年研究が実証されていくにつれて、研究者の数も増え、注目度が増してきたようです。
論文の飲用回数なんかからも明らかですね。
早く実用化してもらいたいところですが、今のところ耐久性に課題があるようです。
当初は太陽光を電気に変える発電効率は3%でしたが、従来の太陽電池に匹敵する20%をこえるレベルには到達してきています。
製品化に向けた動きも活発化しているようですが、時期尚早との声があるのも事実です。
ノーベル賞候補にノミネートされた宮坂力特任教授ご自身もノーベル賞受賞の可能性もあるかもと考えておられたようです。
しかしながら、実用化には数年はかかるとかんがえられるから、このような非常に早い反応にびっくりしていると答えられています。
ぜひ早い段階でノーベル賞を受賞していただき、製品化に向けた動きに拍車をかけていただきたいですよね。
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