こんにちは。
今回のテーマはゴースト血管(ghost vessel)。
毛細血管のお話です。
これって健康や病気だけにかかわっているんじゃないんです。
特に女性にとって関心のある美容にも凄く大きな影響を与えているんです。
中医学でも血管力を重要視しています。
それが低くなって血の巡りが悪くなっている状態を瘀血(おけつ)と呼んでいます。
末端の毛細血管まで血液が届かない状態が続けば、毛細血管は干上がり、消えてしまいます。
それが「ゴースト血管」です。
後ほど詳しく解説していきますが、例えば、爪がピンク色をしててつややかではなく、血色が悪く枯葉色だったり、さらには縦筋の線が入っていたり爪先がもろい人は毛細血管がゴースト化している可能性が高いです。
ところで、今日はかなり花粉がすごかったので、さすがにたまらず今年に入って初めて薬を買ってしまいました。
今まで利用していた薬では無く薬剤師に勧められた薬を飲んだら一気に鼻の痒さが消えました。
副作用として多少眠くはなりましたが。(笑)
人には合う薬と合わない薬があるんですね。
ところで、花粉症にはルイボスティーが効くって知っていました?
ちょっと薬っぽいんですが、個人的には好きなんです。
もし苦手意識が無い人は積極的に飲んでみては如何でしょうか?
他にも効果がありますが、後程述べさせていただきます。
さて今回は毛細血管に関するお話です。
日頃から毛細血管を意識する事は無いかと思います。
しかし、毛細血管は血管のうち実に99%を占めるそうです。
長さはなんと、約10万kmあるそうで、地球2週半分なんだとか!
人間の身体って本当未知なる領域が多く、神秘的ですね。
そんな毛細血管ですが、体にとってはかなり重要な事をご存知でしょうか?
そして毛細血管が無くなってしまうとどうなるかについてもお話ししたいと思います。
ということで今回は、ゴースト血管とは何なのか?
そして、復活や改善方法、さらにチェックの仕方も解説していきます。
ゴースト血管とは?
ゴースト血管という名前を聞いたことがありますか?
幽霊の血管?
響きが、ちょっと怖いですね。
はじめて聞く人も多いかと思います。
それでは、ゴースト血管って一体なんでしょうか?
実は毛細血管が消失してしまう現象で、ゴーストのように血管が消えてしまうからそういう呼び方をするのだそうです。
初めて聞いた時に血管がゴースト化して体に危害を加えるのかと思ってしまいました。(笑)
毛細血管には体を温めてくれる機能があるので、
毛細血管は血液を使って酸素と栄養素を体の隅々まで運び老廃物を集めて排出してくれます。
そんな毛細血管が無くなってしまうと、見た目的にも体の赤々しさが無くなり不健康っぽくなります。
そして、体の中でも異変が生じます。
今まで毛細血管によって体を温めてくれた機能が無くなり、体が冷えてしまう現象が起こったりとか・・・。
毛細血管が無くなってしまうと、しみやしわ、抜け毛も起こり、冷え性やむくみの原因にも繋がります。
さらに状態が悪化すれば、脳卒中や心筋梗塞を引き起こしてしまう可能性も出てくるという恐ろしい現象なのです。
何としてもゴースト血管を防ぎたいですよね?
どうすればゴースト血管から抜け出せるのか検証していきたいと思います。
復活や改善方法
そもそも毛細血管がゴーストになってしまう原因は何でしょうか?
実は主に運動不足や肥満や睡眠不足です。
また食べ過ぎにも原因があるようです。
では、なくなった毛細血管を復活する事が出来るのでしょうか?
と、その前にマメ知識ですが、70代の人は30代の人と比較すると、残念ながら毛細血管の数が40%も減っているそうです。
しかし、がっかりする必要はありません。
ゴースト化した毛細血管を復活する事は可能です。
それには先程のようにしっかりとした睡眠をとる事や食事を摂りすぎないなど基本的な事でゴースト血管は改善することができます。
他には適度な運動と食事です。
こちらについては、詳細を後程記載したいと思います。
チェックの仕方は?
ゴースト血管になっているかチェックする方法があるのか検証してみたいと思います。
実はチェックには二つの方法がありますので、ご紹介したいと思います。
まず一つ目ですが、
以下のチェック項目で該当するか確認してみましょう。
・近頃、白髪が増えてきた。
・髪の毛が抜けやすい
・目の下にクマが出来る事が多くなった。
・目が疲れやすいと感じる。
・むくむことが多い。
・睡眠をとっても、睡眠不足と感じることが多い。
・風邪をひきやすい
ひとつでも当てはまれば要注意です。
もう一つの方法として一番簡単な方法があります。
自分の指の爪の根本を押さえて下さい。
そして離すと2秒で赤味が戻るのですが、戻らない場合は危険だそうです。
これなら普段からチェックしやすいので、通勤時など電車の中でも出来ますね!
体操と食べ物について
ゴースト血管に効果があるものとして体操があげられます。
マラソンなども良いのですが、激しい運動はかえって毛細血管にダメージを与えてしまうようなので注意が必要です。
一番簡単で一番解りやすい方法をご紹介しましょう。
それはイスに座り、足でじゃんけんをするというものです。
ただグー・チョキ・パーをするだけ。
こんなものすごく簡単な方法でも血流を良くすることが出来るんです。
やり方がシンプルなので初めての人にも解りやすいですよね。
例えば暇な時とかに友達同士で足の指でじゃんけんをしてみてはどうでしょうか?
ゲーム感覚もあり、健康にも良いのでおすすめです。
他にも方法がありますが、一番お手頃なのものをここではご紹介しました。
次にゴースト血管に効く食べ物や飲み物を紹介しましょう。
しょうが
しょうがには体を温める効果がありますが、このことで血流がよくなりゴースト血管を防ぐ効果があります。
しょうがなら普段の料理にも取り入れられるので、お手頃ではないでしょうか?
シナモン
シナモンには発汗効果があり、血の巡りを良くする効果があると言われています。
日本ではしょうが程はメジャーでは無いですが、シナモンもお菓子やスパイス等に使われますよね。
また漢方薬としても広く知られています。
実はシナモンは結構生活に密着しているんです。
ルイボスティー
ルイボスティーは南アフリカで育ったお茶の一種ですが、
「Tie2」という物質を活性化する力があり、ゴースト血管を防ぐと言われています。
ただ、ルイボスティーは人によっては薬っぽく感じて、苦手と思う方も中にはいると思います。
でも、ルイボスティーには、ゴースト血管の改善をしてくれるだけでなく、アンチエイジングや腸内環境改善、さらには花粉症やアトピーなどに効くアレルギー系にも効果があるそうですよ。
そう考えると、ルイボスティーを多少苦手でも飲もうと思う気にもなるかと思います。
今回はゴースト血管について説明しました。
毛細血管の重要性が解ったかと思います。
今後も毛細血管を大事して美容と健康を保ち、将来、大きな病気にならないようにしましょう。
例えば、毛細血管がゴースト血管になりそれが悪くなると心筋梗塞や脳卒中など恐ろしい病気になります。
注意が必要ですね。
大事な事は、ゴースト血管にならないように日々の食べ物や体操等の運動などをしっかりやって改善していく事です。
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