エクオールと女性ホルモンと更年期障害との関係とは?多く含む食品も解説!

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大豆

こんにちは。

熊本市在住の管理人です。

今日もまた雨です。

なので、暖かいのはいいんですが、部屋の電気をつけないと薄暗いのには困りますね。

ある程度の年齢になると健康関連の話をする機会が多くなると思います。

例えば、更年期障害って常に話題になってますよね。

管理人は最近知ったんですが、「エクオール(equol)」という更年期障害に対して重要な物質があるんです。

これって主に女性の話なんですけどね。

テレビや雑誌などのメディアなどでも健康関連でそのテーマがよく取り上げられます。

女性

女性なら特に関心があると思います。

実際にその症状で困っている方も多いと思います。

更年期障害ってこれまでは女性だけって思ってたら、実は男性にもあるんです。

症状が出たらあきらめるしかないってわけではありません。

対処法はあるんです。

管理人もしっかり勉強しておかなければいけないと思い、本記事ではこのテーマを選びました。

備忘録みたいなものです。

そんなわけで今回は、エクオールと女性ホルモンと更年期障害との関係とは?

そして、多く含む食品も解説します。

また、メニューやレシピ、男性の場合はどうすればいいのかについてもまとめてみました。

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エクオールとは?

エクオール

エクオールとは何?って言う方が多いと思います。

物質名です。

女性ホルモンの1つにエストロゲンという物質があります。

よく聞く名前なのでご存じの方が多いと思います。

このエストロゲンと似た働きをするものに大豆イソフラボンがあります。

これもよく聞きますね。

近年の研究でわかってきたことがあります。

それが、大豆イソフラボンの働きのもとになっているのがエクオールという物質だったということです。

大豆に多く含まれるイソフラボンを含む食品を食べると、腸内細菌の作用によってエクオールへと変化するんです。

そして、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをしてくれるというわけです。

それらの腸内細菌はエクオール産生菌と呼ばれています。

イソフラボンというのは大豆に含まれているフラボノイドの1つです。

抗酸化力が強い成分です。

やっぱり、腸内フローラってすごいですよね。

免疫力だけでなくこんなこともおこなわれているなんて。

腸の重要性をさらに理解した管理人であります。

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人によって産生能力に差がある!

腸

女性ホルモンの低下で更年期障害の症状がひどくなったら体の中でエクオールをつくればいいわけね。

実はそう簡単な話ではないんです。

腸内でのエクオールの産生に関しては人間によって差があります。

国別のエクオール産生者の頻度も気になります。

日本人や中国人は大豆食品をよく食べますよね。

でも、エクオールを作れる人(産生者)は50%くらいなんです。

もっと詳しく説明すると、日本人は50%、中国人はもうちょっと多くて54.9%です。

欧米人は大豆を食べる習慣がありません。

そういった地域の人の産生者は20~30%くらいと日本人の半分くらいなんです。

せっかく大豆製品やイソフラボンのサプリを摂っても効果が出ない人がいるのはそういうわけなんです。

つまり、体内でエクオールを作れる人とつくれない人がいるんです。

エクオール産生菌を体内に持っているかどうかは病院で検査すればわかります。

費用は4000~5000円くらいです。

もしエクオールの効果が期待できそうにないならサプリも検討してみるのがいいのかもしれません。

そういったことはもちろん病院で医師に相談したほうがいいのは言うまでもありません。

また、エクオールが体内で作られているかどうかを調べる「ソイチェック」という検査キットも販売されています。

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女性ホルモン低下と更年期障害との関係

ホルモン

閉経が近づくと女性ホルモンの一つであるエストロゲンの量が急激に低下します。

それに連動して起こる身体に出てくるさまざまな症状の総称が更年期障害(症状)と呼ばれるものです。

卵巣が十分に機能している状態では卵巣から脳へエストロゲンの信号が送られ、脳はまた卵胞刺激ホルモンや黄体刺激ホルモンのシグナルを卵巣へ送ります。

つまり、卵巣と脳との間でホルモンの信号のやりとりがおこなわれているんです。

しかし、卵巣機能が低下してくるとエストロゲンの量も低下するためにシグナルを受け取った脳はより多くの卵胞刺激ホルモンや黄体刺激ホルモンを出そうとするようになります。

つまり、ホルモンのやりとりがうまくいかないようになるんです。

このホルモンバランスの崩れが更年期障害の症状の原因と考えられているんです。

こういったことが女性ホルモンのエストロゲンの低下と更年期障害との関係なんです。

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多く含む食品やメニューを紹介!

大豆

大豆は女性の健康や美容に良く、とても大事な食品であるとよく言われます。

その理由がこれまで説明してきたように大豆に含まれているイソフラボンが腸内細菌の作用によってエクオールに変化するからなんです。

ところで、管理人はとうふが大好きで1日に約1丁くらい食べています。

とうふ中毒ともいえるかもしれません。

ちなみに、しょうゆはかけずに自然塩を振りかけて食べます。

塩のほうがしょうゆよりも味がよくわかると思います。

試してみてくださいね。

ちょっと余談が長くなりました。

すいません。

豆腐

もうおわかりだと思いますが、大豆が原料の製品を多く食べればいいんです。

大豆イソフラボンをたくさん摂取したら副作用などの体の心配があると思います。

それに関しては農林水産省のホームページに説明が記載されています。

それによると、大豆食品の摂取による大豆イソフラボンの健康への有害な影響は、現時点では確認されていないとのことです。

大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A(農林水産省)

管理人的には大豆加工食品なら一番はやっぱり豆腐ですね。

といっても、注意点があります。

イソフラボンは大豆を加工した食品のほとんどに含まれているんですが、原料となっている大豆の種類とか加工方法によって含有量が異なってくるんです。

女性ホルモンに似た効果が期待できるエクオールの量は10mgです。

一定の効果があると研究結果から言われている量です。

納豆

納豆なら1日1パックで効果が期待できます。

エクオールは腸内で作られるものですから、多くを含んでいる食品というのはイソフラボンを多く含んでいる食品と考えたがいいでしょう。

メニューは大豆やその加工食品を自分の好みで食べればいいと思います。

いろいろと自分でアレンジするのも良さそうです。

エクオールの量は別にして、1日あたりのイソフラボンの理想的な摂取量は50~80mgとなっています。

大豆イソフラボンの含有量は以下のようになります。

とうふ:1丁(300g)=約80mg

納豆:納豆(1パック45g)2パック=約71mg

豆乳:豆乳(1パック200g)2パックで=約82mg

きな粉:きな粉(大さじ1で6g)大さじ8杯=約77mg

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男性の場合はどうすれば?

男性

エクオールはエストロゲンと似た作用があることから、更年期障害や骨粗鬆症などの女性に対する効果をこれまで解説してきました。

では、男性の場合は?って気になっている男の人も多いと思います。

男性の更年期障害の原因は男性ホルモンの1つテストステロンの減少です。

テストステロンの生成を補助しているのが、ミネラルのひとつである亜鉛です。

イソフラボンは関係ないんです。

ということは、エクオールも。

でも、男性には別の効果があります。

前立腺肥大症やAGA(男性型脱毛症)など・・・。

気になる方は医師が記事を書いている専門サイトを参考にしてくださいね。

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